HOME >福島除染活動報告
平成23年3月11日に発生しました東日本大震災により、お亡くなりになった方々のご冥福をお祈り申し上げるとともに、被災された多くの皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
現在、被災地域において、原子力発電所の事故により放出された放射性物質の除染工事が各所で行われています。
弊社では以前より、ドイツ ラドック社(LADOG-Fahrzeugbau u. Vertriebs-GmbH)製のシャーシを使用した、ダム建設等のグリーンカットマシン「アライグマ」を提供しておりましたが、このような現状の中、環境関連車両である特装自動車を扱う弊社のノウハウが、放射能の除染、とりわけ路面に付着した放射能の除去への応用が利くと考えました。
そこで、路面に付着した放射能の除去に際し、ドイツ ノートヘルファー社(Nothhelfer Kehrtechnik GmbH)のアタッチメントを新たに採用した車両を導入し、被災地の放射能除染工事において、路面・道路の放射能除染の主力車両として現在活躍しています。また、側溝内洗浄に必要な高圧洗浄車での作業や、弊社所有の吸引車・パッカー車も各現場に導入されています。
あらためて、皆様の安全と被災された方々の少しでも早い復興を心よりお祈り申し上げるとともに、弊社の取り組みが、被災された方々の早期帰宅、そして東北復興の一助となることを信じつつ、今後も除染活動に従事していきます。
工事名:平成24年度 楢葉町除染等工事
作業名:路面/道路除染工事
矢野口自工株式会社